【部屋探し】ベランダがない物件って正直どう?入居前に理解しておくポイント

部屋探しで間取りを見ているとき、「広さがどのくらいか」「浴室とトイレが別か」など、じっくり眺めてチェックするものですよね。そのときに、「ベランダはあまり気にしない」という人もいるかもしれません。

ベランダは必ずついているものではありませんが、「無くて困ること」があるなら初めに理解しておきたいですよね。そこで、賃貸物件の「ベランダ」に焦点をあてて、理解しておくポイントをお伝えしていきます。

◆洗濯物を干すスペースは室内だけ

「洗濯物は外で干したい」というこだわりがある人にとって、ベランダがないのはネック。洗濯後は室内に干すしかないでしょう。ただ、一度に大量に洗濯すると、部屋の広さによっては湿気が気になりますよね。室内干しにするなら、「洗濯物は溜めこまない」という注意が必要です。

また、雨降りで湿気があると、室内干しでは乾きづらく独特のニオイが気になるかもしれません。ベランダがない物件を選ぶなら、チェックしっておきたいのが浴室暖房乾燥機の有無です。雨降りの洗濯時には重宝する設備です。

消臭効果の高い洗剤や柔軟剤を使うなども、室内干しのニオイを軽減する方法なので積極的に取り入れるようにすべきでしょう。

「大量の洗濯物が溜まったとき」「雨の日で部屋干しのニオイが気になるとき」など、コインランドリーの利用は便利です。物件の近くにあるかはリサーチしておくといいかもしれませんね。

◆雨降りの窓の開閉に注意が必要

ベランダは、階上のベランダ部分が屋根になっていて、部屋から繋がっている屋外スペースのことです。ベランダがある物件ならば、屋根があるので雨が降っているときにちょっとだけ窓を開けることもできます。大雨でない限り、部屋のなかがずぶ濡れになったという失敗も起こりにくいでしょう。

しかし、ベランダがなければ窓を開けているときの突然の雨は困ります。数センチ程度でも、雨が入り込むので注意しなければなりません。

◆外から見えやすくなるかも…

ベランダがある部屋は、「居住スペース」と「外」との間にワンクッションのスペースがあるイメージ。階数にもよりますが、カーテンを開けて開放感を出すこともできます。しかし、ベランダがない部屋はカーテンを開けると外からの視線がかなり気になります。プライバシー対策として、外から見えにくいレースカーテンで対処しましょう。

◆まとめ

ベランダには、洗濯物を干すこともでき、外から見えにくくなる…というメリットがあります。とはいえ、「そもそも洗濯物は外に干さない」という人なら、ベランダがないことは、部屋探しでそれほど重視しなくてもよいポイントかもしれません。

ベランダがない生活で理解しておく点を踏まえたうえで、自分に合ったお部屋探しをしてみてくださいね。