【マイホーム購入】周辺環境チェックは時間帯を変えて多めに!

明るいリビングや白い壁紙、広い浴室、機能性の高いキッチン…と、マイホーム購入で住居のデザインや間取りには夢が膨らみますよね。でも、これからの住み心地と大きく関係する「土地」をきちんと選ぶのも大事なことです。

建物はリフォームをするなど、ライフスタイルの変化に応じて変えていくことは可能。しかし、環境だけは自分では変えることはできません。購入前には、周辺の環境をしっかりチェックして後悔のないように選びましょう。

◆現地には何度も足を運んで念入りにチェックしよう

これから住む地域なので「現地チェックは当たりまえ」と多くの人が考えているかもしれませんが、大切なのはその回数。たった一回では周辺環境はよく分かりません。何度も足を運ぶことが重要です。

また、注意したいのが現地を見に行く時間帯です。同じような時間帯に何回も行ってもあまり意味がありません。平日の朝、昼、夜間、休日の朝…など時間帯を変えて訪れると、付近の様子が変わるのが分かるでしょう。

●通勤時間帯

通勤時間帯の周辺の交通量もチェックしましょう。ラッシュが激しい通りだと車通勤には悩みの種となるかもしれません。また、駅を利用する人は駅までの道路状況や電車の混雑状況なども確認しておくといいでしょう。

●子どもの登校時間帯

子どもがいる家庭なら、登校時間帯に学校までの距離を歩いてみるのがオススメ。「○○学校まで○分」と物件情報に表示されていても、子どもの歩くスピードなら、それ以上かかるかもしれません。さらに、通学路を実際に歩くことで「危険な箇所」が見えてくることも…。一般的には、通勤ラッシュと登校時間帯は同じような時間なので、自動車の交通量や歩道の幅、信号機の設置状況などを知るには、実際に目で見て確認することで安心感に繋がります。

●夜間

会社や学校の帰りが夜遅くになることもありますよね。そこで、日中だけでなく夜間に現地に行って周辺を確認するのも大切です。

「街灯が暗くて怖い」「人通りが減る」など夜には極端に寂しい街になったり、逆に飲食店や娯楽施設が多く「深夜遅くまで周辺が騒がしい」「夜間なのに交通量が多く危ない」など賑やか過ぎたり、安全面で心配な点も見えてくるかもしれません。

●休日

平日だけでなく土曜や日曜など、多くの人が休む曜日にも現地チェックに行きましょう。周辺に工場や娯楽施設があって、騒音が気になる休日になる可能性もあります。

◆周辺の施設も実際に見てみる

近所にあるスーパーや最寄駅、公園なども実際に利用してみるのもいいでしょう。特に、買い物施設や駅はふだんの生活と切り離せない重要なところ。遅くまで営業しているスーパーだととても便利ですし、利用しやすい駅かどうかも知っておきたい点です。終電の時間をチェックして帰りが遅くなっても交通に不便がないかも確認しておくといいかもしれません。

◆まとめ

周辺環境をチェックするときには、実際に暮らしたときの生活時間帯を頭におきながら何度もチェックしましょう。「何度も行くのは面倒」と少し思うかもしれませんが、住んだ後で不満ポイントを発見してもどうすることもできません。

家族の生活時間帯を考え、曜日や時間帯を変えて現地チェックをすることが、将来の住み心地の満足度に繋がります。