便利なようで盲点も…!?知っておきたい不動産ポータルサイトの背景とは?
住まいを探すとき、“SUUMO(スーモ)”“HOME’S(ホームズ)”“at home(アットホーム)”という不動産ポータルサイトを利用する人は多いでしょう。家にいながら、たくさんの物件情報比較検討できるのは、忙しいときにはとても助かりますよね。
しかし、便利なようでいて背景には注意点も…。
ここでは、使う前に予備知識として頭に入れておきたいポイントをいくつかお伝えしていきます。
◆残念ながら「釣り物件」もあるかもしれない
不動産ポータルサイトは、検索がしやすいので、自分の理想に近い物件を見つけやすい魅力があります。ときには、立地や間取り、家賃などが「好条件過ぎる!」という物件を見かけることもあるでしょう。
ただ、実は、集客のための“偽広告”であることも…。エサのように客を釣ることから、「釣り物件」「オトリ物件」などと言われています。物件が実在しない架空物件という悪質なケースだったり、「空室がない」「売却するつもりがない」といオトリだったりと状況はさまざまです。築浅や駅チカなのに相場よりも安すぎるなどなら、釣り物件の可能性もあるかもしれません。
ただ、単に物件情報の消し忘れで掲載されたままという事情があることもあります。実際には問い合わせをしてみないと分かりませんが、「釣り」もあるかも…と頭に入れておくといいでしょう。
◆違う不動産会社の名前でひとつの物件が多数掲載されている
不動産ポータルサイトでは、ひとつの物件に対し、多数の不動産会社が掲載するのは珍しくないでしょう。そのため、どこに問い合わせたらいいか分からなくなることもあるかもしれません。
◆契約済のものが掲載され続けていることもある
希望の物件が見つかって問い合わせをしたら「すでに契約済」と言われて落ち込むことも少なくありません。
サイトに掲載されている物件は、不動産会社が所有している物件ではなく、売主がほかにいます。売主は、多数の不動産会社に契約の仲介をお願いしているケースがあるので、他の不動産会社を経由して契約が進んでいれば、広告掲載の取り下げにタイムラグが生じることも多いでしょう。「空室あり」となっていても問い合わせのタイミングでは、すでに契約済みであるケースもよくあります。
不動案会社に問い合わせをしても満足した回答が得られないかもしれないので注意しましょう。
◆まとめ
不動産ポータルサイトは、同じ物件が複数の不動産会社から掲載されることが多いです。独自に掲載している自社HPとは違い、物件について詳しい情報に疎い可能性も少なくありません。また、他の不動産会社で契約済のものが消えていないなど、データの削除にタイムラグが生じるケースも想定しておきましょう。
とはいえ、不動産ポータルサイトは自分で条件を細かく指定できて探しやすい魅力があります。今回紹介した注意点が背景にあることを理解しておけば賢く使えるツールと言えます。気になる物件があったら、まずは問い合わせをして詳細確認をしてみてはいかがでしょうか。
サイトオープンしたばかりなのかもしれませんが、めずらしいサイトを見かけたので貼っておきます。
https://www.dousuru.co.jp/
お困り不動産どうする?です。再建築不可や借地権、事故物件(瑕疵物件)などに特化した売却一括査定サイトです。
特殊不動産に特化した一括査定サイトは今までになかったので再建築不可や借地権、特に事故物件(瑕疵物件)を持っている人は利用してみるのもいいと思います。