買うならやっぱり新しい方がいい?新築マンションが持つメリットと検討すべき注意ポイント

マンションを購入するとき、一番初めに悩むのが「新築」「中古」のどちらにしようかということではないでしょうか。価格的な面で中古マンションを検討しながらも、誰もが憧れる「新築マンションへの夢」もなかなか諦められない人も多いかもしれません。

魅力的な新築マンションですが、購入を決めるときには注意点もしっかりと押えておきましょう!

◆新築マンションはやっぱり住み心地がいいの?その魅力とは?

多くの人が新築に惹かれる理由は「新しくて綺麗だから」でしょう。フローリングや壁紙、キッチン、トイレ、浴室などのすべてが「傷なし」「ツヤツヤ」「ピカピカ」と真新しい状態。第一号の居住者として気持ち良く新生活がスタートできそうですね。キッチンやトイレなどの設備も最新式で豪華なので、かなり便利な暮らしが期待できるでしょう。

また、オートロックや監視カメラなどセキュリティーが充実しているのも住み心地の良さに繋がっています。

◆購入前に注意すべきポイントは?

実際の建物が未完成のうちに契約する新築マンションは、モデルルームやパンフレットの情報だけで購入を決定しなければなりません。

「買ってもらいたい」という思いが強く反映されているモデルルームは、仕様が豪華だったり、実際の部屋の寸法より空間が広く作られていたりもします。そのため、モデルルームを見ただけで購入すると、完成後に「なんだか雰囲気が違うな…」と不満に感じることもあるのです。

また、すべてが新しい新築マンションの価格は高めです。「購入金額は高くても新しい方がいい」と住宅ローンで借入できるギリギリの高い新築マンションを購入する人もいるかもしれません。しかし、借入金額が多ければ毎月の支払い額は高く設定されるでしょう。

そこで注意したいのが、マンションは住宅ローンのほかに管理費や修繕積立金、駐車場代などの支払いもあることです。マンションの修繕計画に応じ、築年数が変化するとともに修繕積立金がアップすることも多々あります。

毎月の支払いに余裕がないギリギリの返済計画で購入すると、収入の変化や家族構成の変化、教育費の負担などで、支払い困難となる可能性も大きいです。

収入が減ったり、修繕積立金が増えたりしても、返済が家計を圧迫しないように、無理のない範囲の価格のマンションの購入をすべきでしょう。

◆まとめ

すべてが新しい新築マンションは、住む前からワクワクした気分になりますよね。ただ、「新しさ」にこだわり過ぎて、無理をして購入すると住宅ローンの支払いが困難になるなど将来的なリスクが高くなります。

住宅ローンの支払いを重視して資金計画を立てがちですが、管理費や修繕積立金の支払いも忘れないように慎重に判断していくようにしましょう。